冊子印刷作成ソフト

冊子印刷用のレイアウトを作るのは、一般的にはInDesignやIllustratorなどのAdobe社のソフトが、業界標準になっています。

Illustratorのメリットとデメリット

Illustratorは、印刷業界のスタンダードなソフトです。レイアウトの自由度が高く、慣れると自在に自由にレイアウトできます。また、バージョン間の互換性も高いのが特長です。

デメリットは、冊子のようなページ数の多いものを作るのに不向きなことです。
もともと、イラストを描くためのソフトなので、「ページ」という概念がありません。
ですので、例えば12ページの冊子を作るために、見開きページのデータを、3ファイル作る必要があります。

この点では、後述するInDesignの方が冊子レイアウトには適していると言えます。

InDesignについて

InDesignも、Adobe社のスタンダードなソフトです。昔は、クォークエクスプレスが定番でしたが、今はInDesignにその座を明け渡しています。

InDesignの良いところは、ページをどんどん作っていけることです。このことで、1つのファイルでページ数の多いデータ作成が可能です。

しかし、Quarkほどの軽快さはなく、ページ数が多くなればそれだけ、ソフトのハンドリングも悪くなっていく傾向があります。

また、InDesignに対応していない印刷会社も多いので、注意が必要です。(InDesignからPDFを生成すると、大抵の印刷会社へ持ち込めます)

 

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